公益財団法人JKA 地域社会の共生に資する研究事業
被災地域におけるボランティアの関与と
レジリエンスに関する研究(2020年度)
研究代表 市川享子(東海大学健康学部)
研究概要
これまでの復興支援ボランティア論は「ボランティアの力をどのように引き出すか」等、支援側を焦点にした研究に集中していたという課題があった。一方被災した地域や当事者にとって、ボランティアとつながったことはどのように意味があったのか、実際に復興に影響があったのは等については実証的にはほとんど明らかにされていないといえる。本研究では自然災害後の地域復興(コミュニティレジリエンス)における、ボランティア関与とその影響について、ボランティア受け入れの中心的役割を担った関係者等への聞き取りと分析をおこなうことにより、当事者視点にたった災害ボランティア論の理論化とそれに基づいた実践のため教材を開発する。
研究活動報告
June 2020 - March 2021
June 2020 - March 2021
June 2020 - March 2021
March 25h 2021
東日本大震災による被災3県へのインタビュー調査
東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県の3県において、ボランティアと協働した経験を有する機関や学校、中間支援機関、住民等に対してインタビュー調査を実施。
研究会「当事者視点に立った災害支援へのための視点とは」
リフレクションカード「地域への関わりを考える24の問い」の開発と制作
コミュニティ政策学会関東研究支部 研究・実践情報交流会「災害支援の対話を促進する『問い』」を考える
ワークショップ「自然災害で被災した地域への関わりのリフレクション
ー24の問いから深める」実施
March 28th 2021
リフレクションカード「地域への関わりを考える24の問い」を作成しました
【制作者】
代表:市川享子、
メンバー:井上綾乃、太田夢香、小野寺知子、園崎秀治、山本真穂
カードデザイン:丹田紗代子
印刷:正式名称 グラフィック社
助成:公益財団法人JKA研究補助「 2020年度地域社会の共生に資
する研究事業」
【カードをご希望の方へ】
下記の事項についてメールにてご連絡の後、返信用の封筒を下記までお送りください。メール:k.Ichikawa●tokai.ac.jp
●ご名前、ご連絡先電話、メールアドレス、ご送付先住所
●主な活用方法
●必要部数
●返信用封筒
1セットの場合は切手(210円分)と送付先を明記して下さい。
2セットはレターパック(370円)をご利用ください
3セット以上は宅急便(着払い)にてお送りいたします。
●〒259-1292平塚市北金目4-1-1 湘南キャンパス5号館
東海大学健康学部 市川享子